さば観
おもにゲーム、おもにひとりごと、まれにネタ
完訳グリム童話1 小澤俊夫:訳
 童話って超展開なものだけど しょっぱなの「かえるの王さま」から、
「汚らしいカエルめ!」と壁に投げつけた姫と、それで蛙から戻った王子が結婚して「ええ……」てなった。ドMかな?

 そのインパクトが強すぎて、以降も超展開なものがあっても
それほど驚かなかった。意外と起承転結がちゃんとしているのも多かったし。
もちろん、理不尽なのや投げっぱなしのもあるけど。
  「赤ずきん」でビロードのずきん、と明記されてて「これ大事!」と思ったけど(原作厨のサガ)、活かす場はない。
有名ドコロも今知られてるエピソードとは結構違っていて、
そこについて細かく書くならネタバレかな?と思った直後にネタバレとは…??となった。

<灰かぶり(シンデレラ)>
 元は血なまぐさいのは知ってたけど、魔法使いは居ないし、ガラスの靴じゃないし、かなり違っている。
たまたま靴が脱げたんじゃなくて、王子が働きかけて靴を置いていかせたってのが好きだな。
民話は口述だし土地ごとに違うものだから、(意図を持って変えたのでなければ)どれが正解とかはないだろうけど。
口承派とグリム派が居たのかもしれない(^^

<白雪姫>
 つまづいて毒リンゴが口から落ちた、が記憶通りだった。
デゼニ由来?のキスするパターンが主流になってて、死体に口づけとかサイコかよ、と思ってたけど死体を持って帰る時点でアレだ。
もっと頭おかしい話もあるし。

<ふたりの兄弟>
 知らない話の中ではこれが面白かった。
金貨のくだりが途中で空気になるのが残念だけど、途中のエピソードも忘れた頃にちゃんと回収されるし。


 全体的に美しくて王族であれば、性格の悪さは目をつぶる傾向にあるので、
「かえるの王さま」も割と自然な流れだったのかな、と一通り読んでからは思った。

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